SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み
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ANAインターコンチネンタルホテル東京では、総合型ホテルとしての社会的責任を経営の重要課題の一つと位置づけ、1986年の開業当初より、環境保護の取り組みを積極的に進めてまいりました。
今後も、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を支援し、特に大規模ホテルとして消費量の大きい資源とエネルギーの有効活用を中心に、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
資源・エネルギーの再利用
- 水の再利用(中水処理/2002年導入)
厨房排水や雑排水、雨水、プールの水などをバイオ処理システムにて再生し、トイレの洗浄水に再利用しています。 - 食器洗浄機の蒸気熱の再利用(2019年導入)
大型レストランの厨房の食器洗浄機で洗浄の際に発生する蒸気熱を回収し、その熱エネルギーを利用して洗浄すすぎ用のお湯を造っています。 - 食資源循環の活動(2020年から試験的に導入、2021年4月正式に開始)
館内に設置した堆肥製造装置で生ごみを分解・発酵・堆肥化し、生ごみの排出量を削減しています。さらに生成した堆肥を農家に販売し、今後その堆肥を使って栽培された野菜や果物をホテルの食材として取り入れることで、食資源の循環につなげていきます。
エネルギー消費の削減
- 省エネルギー空調システム「ビル・エネルギー・マネジメント・システム(BEMS)」の導入(2002年導入)
ANAホテルズ独自のアプリケーション(当時)を搭載したシステムを全館導入し、最小限のエネルギーで最適な室温を確保する空調コントロールを実現しました。これにより当ホテルは京都議定書による削減目標である1990年度比マイナス6%のエネルギー量を2003年度にマイナス13.8%まで削減しました。 - 遮熱フィルム(2002年導入)
全客室の窓ガラスに遮熱フィルムを貼り、冷暖房効率の向上を図っています。 - IHGグリーン・エンゲージ(2009年より世界のグループホテルで導入)
世界中のグループホテルで環境に配慮したホテル運営を支援するオンラインシステムで、各ホテルのエネルギーおよび水の消費量、二酸化炭素排出量、廃棄物管理の状況を把握し、エネルギー消費の削減に役立てています。このシステムのもうひとつの特色である「グリーン・ソリューション(Green Solutions)」は、ホテルが生み出す環境負荷の抑制に役立つ200以上の具体策を案内する機能です。
IHGグリーン・エンゲージはこちら(英語) - 照明のLED化(2017年より順次導入)
客室・厨房・バックエリアの照明を全面的にLED照明に変更し、室温上昇を抑えることで、空調のための電力消費を削減しています。 - プラスチックストローの使用廃止(2018年)
客室・レストラン・宴会場において使い捨てプラスチックストローの使用を廃止し、プラスチックごみを削減しています。 - その他、客室内での取り組み
– 人感センサーを全客室(844室)に設置し、不在室をセンサーが感知して空調・照明を自動的に消しています。
– 連泊のお客様にシーツ・タオルの再利用を呼びかけ、クリーニング量を減らし、水の節約や洗剤による水質汚染の減少を図っています。2019年度は、2016年比(3年前比)で再利用の比率が約10%向上しました。
Journey to Tomorrow
IHGホテルズ&リゾーツは人々とコミュニティ、そして地球環境のための取り組みをお約束します
必要なことだけでなく、社会のために良いことを。
「Journey to Tomorrow」-IHGホテルズ&リゾーツは人々とコミュニティ、そして地球環境のための取り組みをお約束します。
詳細はこちらからご覧ください(英語のみ)。
エビアン ツリープランティング プログラム
ANAインターコンチネンタルホテル東京では、このたび、世界的なミネラルウォーターブランドであるエビアンがスタートさせたグローバルプログラム「エビアン® ツリープランティング プログラム」の主旨に賛同し、日本のホテルとして初めてこのプログラムに参加することとなりました。
「エビアン® ツリープランティング プログラム」では、ホテル内で消費されたエビアン10L毎にマングローブを1本植樹し、カーボンオフセットに貢献します。
ANAインターコンチネンタルホテル東京は、IHGが2009年から導入している「IHGグリーンエンゲージ」プログラムに則り、環境に配慮したホテル運営を推進しています。ホテルとしてこのようなプログラムに参加することで、お客様とともに、シンプルかつ積極的な環境保護活動に貢献したいと考えています。
エビアン® ツリープランティング プログラムについて詳しくはこちら:https://www.plantingprogram.evian.com/